フッ化物洗口について

千葉県市原市　おいかわ歯科医院　院長　及川です。
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さて、今回は、「フッ化物洗口」のお話。フッ化物洗口とは一定濃度のフッ化ナトリウム溶液(5～10ml)を用いて1分間ブクブクうがいを行う方法で、永久歯のむし歯予防手段として有効です。

永久歯のむし歯予防を目的に一定の濃度のフッ化ナトリウムを含む溶液で1分間ぶくぶくうがいをする方法で報告によれば、むし歯予防効果は約50～80%です。

第一大臼歯の萌出時期に合わせた開始と長期間継続することが効果を確かにするために必要です。またこの獲得した効果は洗口終了後も持続しています。また成人においても隣接面むし歯や根面むし歯の予防に効果的です。

ということで、第一大臼歯の萌出時期（就学前）にあわせて開始し中学生まで続けているところも多いです。
保育園・幼稚園・小中学校で集団実施されています。

しかし、個人的にはこのコロナ禍でフッ化物洗口を学校で取り組んでいくのか？！
という見解については少々悩ましい部分もあります。
感染リスクも大きいですよね。

なので、この時期、学校だけではなく、個々の、家族内で予防を徹底することなんじゃないかと個人的には思っています。

自分の口の中の状況を詳しく知るためにはやはり歯科に受診すること、それを知らないで歯みがきの向上はないと思います。

歯医者にいってみようかなと思う気持ちになれるかどうか

「そんな歯科医院になれているのか」

結局そこに行きつく午後の昼下がりでした。（笑）

是非、歯の定期健診にお越しください。お電話、ネットで予約を受け付けております。