予防歯科

おいかわ歯科医院の考える予防歯科はこの「口腔内の自立」を達成することです。

予防歯科について

「口腔内の自立」を目指して

予防歯科というと今では一般的な言葉ですが、おいかわ歯科医院の考える予防歯科はこの「口腔内の自立」を達成することです。検診で来てもらう事の大切さを理解してもらうためここではむし歯について記述します。
当たり前の事ですが、虫歯にならないのが一番です。なってしまった場合は、その部分を取り除き、別の物で置き換えるという処置になります。あまりに虫歯が大きい場合や歯が使える状態ではない場合は残念ながら抜かなければならない事もあります。

つまりは置き換えて、なるべく本来の健康な状態になるべく近付ける、という処置です。なので治療となれば、歯は削らないといけません。
もちろんなるべく削らないようにするのですが、やはり削らないのが一番です。

そして、お口の中はみなさんの想像以上に非常に過酷な環境です。

365日、熱いもの、冷たいもの、硬いもの、弾性のあるものなどを噛み砕いたり、噛みちぎったりという環境の中で、歯とつめ物、かぶせ物の間には目では確認できないほどの隙間がどうしても生じてしまいます。その隙間が大きくなると虫歯菌が入り込み虫歯となります。
こうして再度治療が必要となります。この回数、速度があまりに早いと、
つめ物→かぶせ物→抜歯 となってしまいます。

ブラッシング指導

ブラッシング指導とは

ブラッシング指導とは、つまりははみがき指導の事です。歯間ブラシやフロスなど歯ブラシ以外の使い方についても一通り確認させていただきます。大人の方で歯みがきはできているから今更習う必要はないと思う方もいると思います。おいかわ歯科医院では以下の流れで歯みがきについて基本的に一度は確認させていただいています。

染め出し液の活用

歯みがきについて、よく言われることですが磨いていると磨けているは違います。
磨いた後に歯垢が残っているか鏡で確認していますか?
もし残っているのならばそれこそ磨けていないことになります。
それにお口の奥までは中々鏡でも見れません。
そこで役に立つのが染め出し液です。

1日以内の汚れと2日以上ついている汚れとで2色に分かれる優れものです。
(図1)一見汚れてなさそうでも
(図2)染めてみると結構色がつきます。
このように歯みがきの成果がわかると歯みがきの大切さがわかってきます。

着色部分を分析、歯みがきのくせ、磨きにくい所を記し、割合が出ます。
20%以下ですと一般的にむし歯、歯肉炎、歯周炎になるリスクは低いとされています。
そして色のついた所を歯みがきで自分できれいにしましょう!
先ずは自分の磨き方を理解すること、お口の中の状態によって磨きにくい所など様々です。
しっかり磨ける歯ブラシのご提案などもさせていただきます。